今回ご紹介する企業は、わずか13年という短い期間で年商100億円を達成しました。
その急成長ぶりには目を見張るものがあります。
この企業の変遷を見ていると、創業からの期間がそれだけとは思えないほどにさまざまな「転換」を行ってきていることがわかります。
それだけ柔軟に対応してきたからこそ、最短距離で成長することができたというのが、感じることです。
また、大胆な変更をしながら、創業から一貫して変えない部分もあります。
そのあたりの「メリハリ」も感じていただくとともに、市況の変化を見据えて今後どのような手を打っていくかについての展望も、企業が年商100億円という高みに達したのちもさらなる成長を目指すために必要な観点ですので、ぜひご覧いただければと思います。
100億企業への道 vol.09 2024年
『創業13年で年商100億円達成を実現した"3つの転換"』
株式会社novis
代表取締役
山口 裕一 氏
目次
■BusinessSummary 時代の変化に合わせて「変える」「変えない」を決める
■TurningPoint 販売するもの、評価、ビジネスモデルの転換
・評価制度の変更で8割が退職
・市場ニーズに合わせ、メイン商材を大胆に変更
・東日本大震災後に訪れた、二度目の商材転換
・訪問販売から卸売商社への業態転換
・変える一方で「 成果にこだわる社風」は変化させなかった
・年商100億円突破で起きた変化
・新業態に移行するには、情報感度を高くすることが必要
・知識や経験の少なさは、専門家に頼って補う
■Funai'sView 人材の確保は、成長機会と報酬、両輪とも充実させること
・不安定な業界だからこそ、持続的成長を目指して